こんにちは、腹減りマスターです。
1日の食事を夕食だけにするという、1日1食ダイエットを実践中です。
今回は、1日1食に関するおススメ本のご紹介です。
本のタイトルは、無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!。著者は三枝成彰さん。
1日1食に挑戦してみようと思っていたところ、偶然にも書店で見かけたのが購入のきっかけ。
帯に書かれた文字は、「1日1食で死ぬまでバリバリ働け!」。迷わず購入しました。
実際読んでみると、ご自身の体験談を元に、なぜ1日1食がよいのかが中心。納得させられること多数。
私と同じ年代(40代半ば)やさらに上の方で、これから1日1食に挑戦してみようと思っている方におススメです。
目次
著者は三枝成彰さん、1日1食のダイエット本というよりも人生観にも関わる本。
三枝成彰さんといえば、日本を代表する作曲家の一人。ご存じの方も多いでしょう。
以前は、テレビやアニメ、映画音楽を中心に音楽活動をされていました。
一方で、人気番組だった11PMやCNNデイウォッチなど、テレビ番組でも司会やコメンテーターとしても活躍。
最近では、ご本人のライフワークでもあるオペラに活動の中心を移したそうです。
そのため、テレビなどでお見かけすることが少なくなったものの、相変わらずご活躍されているようです。
関連サイト:作曲家・三枝成彰公式ウェブサイト
そんな三枝三枝成彰さんですが、長期に渡り、1日1食生活を続けておられるそうです。
そのご自身の体験談を元に執筆されたのが、この書籍、無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!。
本の内容については、栄養学的側面よりも、1日1食にすることのメリットが中心。そのどれもが印象的です。
三枝さんは、執筆当時まもなく74歳になるという年齢。
見た目の若々しさにも驚かされますが、それ以上に驚かされるのが、その年齢での仕事への情熱。
70代半ばに差しかかろうかという年齢でも、なお仕事に打ち込みたい。そのために実践しているのが1日の食事を1回にすること。
単なるダイエット本ではありません。
仕事に対する心の持ちようなど、生き方を問い直すきっかけを与えてくれる内容になっています。
三枝さんの1日1食の目的は、全力で仕事に取り組むため。
私が1日1食にしたのは、痩せるためでも、健康になるためでも、悟りを開くためでもありません。全力で仕事に取り組むためです。
※無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!(三枝成彰著)より引用
無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!を手に取り、最初にページをめくって目にしたのが、三枝さんが1日1食にした目的。それが上の記述です。
1日1食という文字を見て、何気なくこの本を手に取った私とは目的そのものが違います。
正直、度胆を抜かれました。
私が1日1食をスタートさせた理由は、単純にダイエット。体重を落とすことだけを目的にしていました。
見にくいお腹をへこませ、暴飲暴食というだらしない生活に別れを告げる。
それが、私が1日1食を始めた目的でした。
確かに、ダイエットして体重を減らすことも、健康のことを考えると大切であることは間違いありません。
ですが、我々が考えるべきは、ダイエットしたその先。なりたい自分を手に入れて、さてその先どうするか。
そういう意味で、三枝氏のこの言葉には、ハッとさせられました。
私は40代半ば。まだ高校生の息子がいて家族がいる。
そう考えると、私が一番力を入れるべきは仕事ということになります。
ダイエットは手段であって目的ではない。仕事に情熱を傾けるべき。
それに気づかせてくれた三枝氏の記述は非常に印象的です。
しかも、これが冒頭にあったわけですから、その後のこの本に対する興味や熱が一層高まったのはいうまでもありません。
食べる回数を減らすことでしか痩せられない。
これまで私は長年かけてありとあらゆるダイエット法を試してきましたが、結局人間は食べる回数を減らすことでしか痩せられないという結論に達しました。
※無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!(三枝成彰著)より引用
この部分に、非常に共感させられます。
世の中には無数のダイエット方法があり、関連書籍などの情報源も豊富にあります。
運動をするもの、食事を制限するもの、食事に置き換えて口にするもの。
私もかつて、運動したり、食事の内容や量を制限したりと、何種類ものダイエットに挑戦した経験があります。
ですが、どれもある程度の成果は出るものの、どれも途中で挫折。さらに、リバウンド。
何しろ、世の中に溢れているダイエット方法は続けることが難しいものばかり。
ダイエットに一番必要なのは継続させること。
もちろん、自分の意志の問題ですから、甘いと指摘されれれば認めざるを得ません。
ですが、1日1食生活は継続できる可能性の高さを感じています。
というのも、食べなければよいだけというのは格段に取り組みやすい。継続しやすいものです。
何かをやり続けることよりも、何かをやらないことを続ける方が、私にとっては簡単。
結局、三枝氏と同じように、食べる回数を減らすことでしか痩せることができない。
また、痩せた状態は、やはり食べる回数を減らすことでしか維持できない。
そう強く思わせてくれる記述です。
70代の著者は、1日1食にしてから30代の頃と比べて3倍仕事をしている。
私も1日1食にしてから30代、40代の頃の3倍仕事をしています。
※無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!(三枝成彰著)より引用
三枝氏は、1日1食にするメリットが2つあると語っている。
一つは、睡眠時間が短くて済むようになること。もう一つが、それでいて頭がクリアになること。
これにより、仕事の効率が圧倒的に上がっているとしている。
事実、74歳になろうかという現在と30代~40代の頃を比べても、仕事量が約3倍になっているというから驚きです。
私自身は現在40代半ばに差し掛かっています。
先が見えかけていた年齢になったと思いきや、三枝さんのこの言葉によって、まだまだ仕事に情熱を注いでみようと思わずにはいられなくなりました。
三枝成彰氏の1日1食本 まとめ。
いかがでしたでしょうか。三枝成彰著、無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!の感想でした。
本書の中には、ご紹介した以外にも、1日1食の実践術や1日1食を推奨している医師との対談が掲載されています。
また、1日1食のためのジュースのレシピなどもあり、内容としては盛りだくさん。
単に1日1食に関するダイエット本と思って手に取ってみたものの、良い意味で予想を大きく裏切られたというのが素直な感想。
また、何より帯に書かれた「1日1食で死ぬまでバリバリ働け!」という言葉に、30歳も上の三枝さんに負けてたまるか、そんな気持ちにさせられ本でした。おすすめです。
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