こんにちは、腹減りマスター(@haraheri_master)です。そういうご質問にお答えします。
自宅でお店のような本格的なカレーが作りたいと以前から思っていました。
ある日、たまたま書店で見つけたのが、小宮山雄飛氏の「カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレー」という本。
立ち読みでパラパラと中身を見てみると何やら良さそう、購入することに。
早速、一番最初に掲載されているレシピ通りにカレーを作ってみました。
すると、今まで悩んでいたのが信じられない位に美味しいカレーが作れました。
しかも、SBのカレー粉を使ってです。
というわけで、このページでは「カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレー」の本の感想やレシピについてまとめてみました。
このページをご覧になれば、小宮山さんのカレー本の魅力がお判りいただけると思いますよ。もちろん、カレーも作りたくなるはずです。
目次
小宮山雄飛さんの本を読めば、SBのカレー粉で驚くほど美味しい本格カレーが作れるようになる
最初にお断りしておきますが、このページではカレーのレシピそのものはご紹介していません。
もちろん、本当はお教えしたところです。
ところが、なにせちゃんとした書籍として販売されているレシピ本です。さすがにそれを公開するわけにはいきません。
ただ、この本を読めば本当にSBのカレー粉でお店のような美味しいカレーが作れてしまいます。それは断言できます。
その本のタイトルは、「カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレー」。著者は小宮山雄飛さん。本職はミュージシャンです。
SBのカレー粉を使ってお店で食べるような本格的なカレーが作りたい。
そう思っていた所、たまたま本屋さんで見つけたのが、この「カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレー」というカレーのレシピ本というわけです。
レシピは数十種類のカレーが掲載されていますが、まずは市販のカレー粉を使って基本のチキンカレーを作りましょうというところからスタート。
これがこの本格カレーに当たります。で、このレシピが想像をはるかに超えるほどに簡単。
何時間も煮込む必要もありません。調味料もシンプル、ほぼ家庭にあるものばかりで作れます。
私も過去には美味しいカレーを作ろうと思って、何時間も煮込んだり、ジャムだのチョコレートだの隠し味を試してみたこともありました。
ところが、この小宮山さんの基本のカレーはこれらが一切不要。
私のこれまでの試行錯誤はなんだっただろうかと目からウロコでした。
レシピを読んでみると、使う食材や調味料も少なく手間や時間もさほど掛からない。もちろん、小麦粉も使いません。
最初は半信半疑でした。
ところが、本に書いてある通りに忠実に再現してみたところ、これが本当に美味しい。家人にも大好評。
カレー作りの概念が変わりました。衝撃でした。
我が家ではこのレシピでカレーを作るようになってからカレーの登場回数が急増。
SBのカレー粉の缶も小さな家庭用のものから業務用の大きな缶に変わりました。
この本にはそれ以外にもたくさんのカレーのレシピが掲載されています。
カレー粉を使うものや本格的なスパイスを使うものもあります。
ただ、私はこのカレーのレシピだけでこの本を購入した元が取れたと思っています。
レシピを掲載できないのが本当に残念ですが、市販のカレー粉でお店のような美味しいカレーを作りたいと思っている方には本当におすすめのレシピ本です。
カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレーは、こんな人におすすめ
さて、ここからはカレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレーの紹介が中心になります。
「カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレー」は、初めてスパイスを使ったカレー作りに挑戦する方向けの本としておすすめです。
掲載されているカレーのレシピは約30種類。
そのほか、副菜のレシピや各スパイスの特徴や使い方など。
各説明が深堀りし過ぎず、専門用語も使われていません。スムーズに読み進められます。
もちろんレシピも丁寧。非常に分かりやすく書かれています。
例えば、玉ねぎを炒める工程。
カレーに欠かせないのが玉ねぎを飴色まで炒めること(本書では黄金色)です。
レシピ本の中には「玉ねぎを飴色になるまで炒めて」とだけ記載されているのもあります。
その点、本書は「強火で中火で5分炒めて、次に中火で○○分」など具体的に書かれています。
初心者でも安心です。
オールカラーで写真も大きく美味しそう。作ってみたいという気分にさせてくれます。
所々にあるコラムも面白く読み応えがあります。
市販のカレールウを使わずにカレーを作ってみたいけれど、何から始めたらよいか分からない。
そういう方にとって、間違いのないおすすめのカレー本といえます。
著者の小宮山雄飛氏は、なんとミュージシャン
「カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレー」の著者は、小宮山雄飛さん。職業はミュージシャン。
ホフディランというバンドで、ヴォーカルとギターを担当されています。
小宮山さんが、音楽活動のほかに情熱を注いでいるのが、食べ歩きとカレー作り。
それが高じて、最近では雑誌への食のコラムの執筆や、カレー講師としてテレビ出演など、グルメ家としても活動されています。
本書の特徴の一つが、レシピ本としては内容が非常にわかりやすいことです。
カレー作りに最低限必要なことが、難しい専門用語を用いずに書かれています。
ここに小宮山さんのカレーに対する愛情、カレー愛をもっと世の中に広めたい。
そんな思いが読み取れます。
ちなみに、私は本書を読むまで小宮山雄飛さんを存じ上げませんでした。すみません。
機会があったらホフディランを聞いてみようと思います。
本書はカレー粉で作るカレーと、スパイスで作るカレーの2部構成
ご覧いただいたように、本書を読んで私が最初に挑戦したのが市販のカレー粉で作るカレー。
スパイスを一切使わず、市販のエスビーのカレー粉を使って作るカレーです。
本格的なカレーなのにスパイスを使わないの?と思った方もいらっしゃるでしょう。
実は、本書は2部構成になっています。
前半に並ぶレシピは、市販のカレー粉を使って作るもの。
後半にスパイスを使うカレーのレシピが掲載されています。
ちょっと面倒だなぁ・・・と遠ざかっていたカレーづくりに、カレー粉がきっかけでまた戻ってきたのです!さくっとつくりたいときはカレー粉を使い、エッジの利いたオリジナルのカレーをつくりたいときはスパイスを使えばいいんです。
※カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレーより引用
著者は、カレー作りについて上記のように指摘しています。
本格的にスパイスを使って作るカレーも凄く美味しい。
けれど、ミルやテンパリングなど、何しろ手間が掛るため面倒に感じることもある。であれば、市販のカレー粉を使って作るのも一つの手。
なぜなら、市販のカレー粉はすでにスパイスが調合されており、美味しくできるから。
本書に、市販のカレー粉で作るレシピが掲載されているのはこれが理由です。
私もスパイスを使ったカレー作りに興味を持って本書を手に取りました。ですが、実際に作ってみたのは市販のカレー粉を使ったもの。
エスビーのカレー粉です。
小麦粉もバターも使わずに、驚くほど美味しくできたわけです。
カレールウを使ったものとは別次元。適度にスパイスの利いたカレーになりました。
本格的なスパイスを使う前に、まずは市販のカレー粉で美味しいカレーを作ってみる。
本書が二部構成になっていることで、本格的なカレー作りを段階的に経験できる良さもあります。
小宮山さんのカレーへの想いが伝わってきます
カレーに定義はない!
と考えて、つくるのも食べるのも、より自由に楽しんでしまうのが一番よい気がします。
定義がなく、無限に広がるのがカレーの世界!※カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレーより引用
プロの料理人が書いたレシピ本には、料理の理論やうんちくが書かれたものも少なくありません。
そういったことも確かに大切でしょう。
ですが、素人料理人の私にとっては気軽に読みたいと思うこともあります。
その点、本書は難しいことはなし。
とにかく小宮山さんのカレーに対する愛情が満ち溢れています。
読んでるこっちまでカレーに対する愛が深まりそうな感じ。
カレーを定義せず、自由に作って楽しむ。その発想が素晴らしい。
実は私も、本書のレシピ通りにカレーを作ったのは最初の数回。あとは、小宮山さんのレシピに自分流のアレンジを加えています。
なぜかこれが楽しい。カレー作りが楽しくなる。料理が一層楽しくなる。
カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレーは、そう思わせてくれる本です。
小宮山さんのカレー本はおすすめ まとめ。
小宮山雄飛さんのカレー本 「カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレー」を、実際に読んだ感想を記事にしてみました。
とにかく本書は、本格的なカレー作りに挑戦したい方に間違いなくおすすめです。
レシピが参考になるだけではなく、カレー作りが楽しくなります。
私は、本書を参考にして、ここまで6種類のカレーを作りましたが失敗なし。
どれも美味しく出来上がりました。
今では、自分流のアレンジを加えたりしてカレー作りを楽しんでいます。
ただ、本格的なスパイスを使ったカレーは今のところ未挑戦。
カレーの正体は香りであると、著者は指摘しています。
であれば、香りをより楽しむためにも今後はスパイスを使ったカレー作りにも挑戦していこうと思います。
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