1日1食で肌荒れ? 20代女性が1日1食にして肌が荒れた話。

1日1食が原因で肌荒れ!?

1日3食食べていたものを1食にすると、肌の調子が良くなるという人もいれば悪くなるという人もいると聞きます。実際の体験談が知りたいです。

そういうご質問にお答えします。

1日1食ダイエットに挑戦したいけれど、肌への影響が知りたい。肌がきれいになるのか? 肌が荒れるのか?

特に女性の方にとっては気になるところですよね。

このページでは、実際に20代の女性が1日1食を実践したら肌荒れしてしまった話を紹介しています。

実際の体験談をご覧いただくことで、1日1食にする際に注意すべきことなどが見えてくると思いますよ。

1日1食に挑戦した女性は28歳の女性。

この女性は28歳、私とは仕事上でのお付き合いがある方。

ざっくり紹介すると、
・年齢 28歳
・身長 155cm
・体重 55kg(あくまで推定です)
・減量目標 8kg
・挑戦時期 12月
・仕事 主に立ち仕事

この女性とは月数回お会いする程度ですが、見るたびに痩せていく私を見て興味を持ったようです。

あるとき、私が実践しているダイエット方法を教えて欲しいと言われたので、ありのままに回答。

といっても、
・1日1食にしたこと。
・食事を夜だけにしたこと。
・朝は黒砂糖やチョコレートを一口食べること。
・夜はしっかりお腹一杯食べること。
程度。

これを聞いた女性は意外と簡単だと思ったようで、自分も挑戦してみることを決意。

その女性の1日1食生活がスタートしたわけです。

1日1食を開始して2週間、4kgの減量に成功。

その女性は元々学生時代に運動部に所属していた体育会系。

体つきもどちらかといえばガッチリ系。もちろん、食事も3食しっかりと食べる派。

そういう女性ですから、1日1食にして食事の回数を減らすことで、当然成果は直ぐに現れます。

減量効果は1週間で1.5kg、2週間で4kg。

想像以上の早さで体重が落ちたことを、嬉しそうに報告してくれました。

ところが、この後直ぐに肌荒れに悩まされることになります。

1日1食を開始して2週間を過ぎた頃から始まった肌荒れ。

3週目に入った頃、これまで笑顔だった女性の顔が曇っていました。

聞いてみると、背中や腕、首回りに痒みを伴った肌荒れの症状がみられるとのこと。

当時は12月も半ば。空気が乾燥する時期。

その女性も、例年この時期は肌が多少乾燥するものの、悩むほどのものではなかったようです。

ところが、今年は痒みもあるし、肌の荒れ方も例年以上。仕事中も肌の痒みが気になって仕方がないとのこと。

色々聞いてみても、その女性の生活面での変化はなし。

睡眠時間、化粧品やシャンプー、入浴剤、運動の有無。どれもここ数年と変わらず。

唯一の生活上での変化が、食事の回数を減らしたこと、1日1食を始めたことでした。

私は、直ぐに1日1食を止めて、元のように3食しっかり食べるよう進言。女性も納得したようです。

1日1食を止めて数日、直ぐに肌荒れは治った。

その女性は、すぐに1日1食生活を止めて元通り3食の生活に戻します。

すると、たった数日で肌荒れや痒みがピッタリと止まります。

特に、医者に通ったわけでもなく、薬を服用したり塗布したわけでもありません。

単に、元の食生活に戻したことで、肌荒れが治まったというわけです。

私自身は、その女性に対して1日1食生活を強制したわけではありません。

ですが、多少なりとも責任を感じていたので、ホッとしたことはいうまでもありません。

1日1食にしたことで肌荒れした理由は、油分の不足?

適度ないい油で肌が潤う

日経Gooday 適度ないい油で肌が潤う

その女性の肌荒れが治まったのはよいのですが、原因は気になります。

後日聞いてみると、その女性が1日1食を実践している間に食べていたのは、ほとんどが野菜。

揚げ物はもちろん、油分の少しでもありそうな炒めものすらほとんど食べずという状態。

ダイエット中であるという意識が、食事回数だけではなく、食事内容までも制限していたようです。

こう考えると、その女性が肌荒れした原因は、油分の不足ではないかと推測できます。

身体にはある程度の油分は必要です。

実際に、日経新聞社が運営しているWEBサイト 日経Goodayにも下記のような記載があります。

ダイエットに熱心なあまり、油を極端に減らしすぎると、肌がかさついたり、吹き出物ができやすくなったり体に不調が表れることがある。
※日経Gooday・日経新聞社より引用

その女性がまさにこの状態だったのではないかと考えれます。

油や脂が体に必要な6つの理由 適度ないい油で肌が潤う。(日経Gooday・日経新聞社)

実際に、食生活を元に戻して、油分を口にし始めたことで、ピタッと肌荒れは治まっています。

身体には、油分も炭水化物もある程度は必要です。

私自身も1日1食にしていますが、食べる1食については内容を制限していません。揚げ物も炭水化物もアルコールも、存分に食べて飲んでいます。

もちろん、性別での違いや、各個人ごとの身体の性質もあるでしょう。

ですが、食べる量を減らしたとしても、必要な栄養素を摂取したり、栄養的なバランスを考えることは必須のことです。

食事の回数を1回にすることで、ただでさえこれらの栄養素は減っているわけです。

そこに、さらに食事の内容まで制限してしまうと身体に悪影響を及ぶ。

それをこの女性の肌荒れの件で改めて感じました。

女性のその後の体重。

余談ですが、その女性のその後のダイエットに対する向き合い方は気になります。

結局、その女性は1日1食を2週間ちょっとで断念したわけです。

ですが、その2週間で減らした4kgを今でも維持しているようです。

というのも、一度ダイエットに挑戦したことで、食事の内容や量に意識が向くようになったそうです。

これまで自分がいかに食べ過ぎだったか。

そう考えられるようになり、一回の食事の量を減らせるようになったとのこと。

これは、その女性にとって2週間ほど1日1食を体験して得られたメリットになっているといえます。

もちろん、肌荒れすることもないそうです。

1日1食が原因で肌荒れした20代女性の話、まとめ。

20代の女性が、ダイエットのために1日1食にしたら肌荒れしてしまったというお話でした。

いくら体重を落としたいからといっても、身体に不調が現れては元も子もありません。

幸い私は今の所、これといった身体の不調がありません。

また、様々な1日1食体験記を読んでみると、肌の調子が良くなった方も大勢いらっしゃるようです。

人の身体は繊細でもあり、人それぞれでもあります。

もしこれから1日1食に挑戦しようと思っている方は、くれぐれもご自分の体調と相談しながら進めるというのが大切です。

1 COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です